竹本葵太夫 たけもと あおいだゆう
- 代数
- 二代目
- 本名
- 柳瀬 信吾 やなせ しんご
- 生年月日
- 昭和35年(1960)11月10日、東京都大島町に生まれる。
芸歴
昭和51年(1976)8月 | 女流義太夫の太夫竹本越道に入門。 |
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昭和54年(1979)7月 | 初代竹本扇太夫から、扇太夫の前名の竹本葵太夫を二代目として許され、国立劇場『仮名手本忠臣蔵』五段目で初舞台。 |
昭和55年(1980年)3月 | 国立劇場第三期竹本研修修了。竹本の一員となる。以後、初代竹本扇太夫、初代竹本藤太夫、初代豊澤瑩緑、初代鶴澤英治、初代豊澤重松、文楽の九代竹本源大夫らに師事。 |
昭和56年(1981)10月 | ヨーロッパ歌舞伎公演に竹本藤太夫の代役として急きょ参加。 |
昭和58年(1983)5・6月 | 市川猿之助ヨーロッパ歌舞伎教室に参加。 |
昭和60年(1985)5・6月 | ヨーロッパ歌舞伎公演に参加。 |
昭和62年(1987)10・11月 | ヨーロッパ歌舞伎公演に参加。 |
平成1年(1989)1月 | 松竹株式会社と専属契約を結ぶ。 |
同年9月 | アメリカ歌舞伎公演に参加。 |
平成8年(1996)8・9月 | 東南アジア公演に参加。 |
平成9年(1997)9月 | 台湾公演に参加。 |
受賞歴
昭和58年(1983)3月 | 芸団協助成義太夫協会新人奨励賞/『島鵆月白浪』の「招魂社」の語りにより国立劇場奨励賞/第4回松尾芸能賞舞台音楽新人賞 |
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同年5月 | 『奥州安達原』の「袖萩祭文」の演奏に対して御園座社長賞 |
昭和62年(1987)3月 | 『仮名手本忠臣蔵』『義経千本桜』などにより第37回芸術選奨文部大臣新人賞 |
平成3年(1991)11月 | 『伽羅先代萩』の「御殿」の演奏により歌舞伎座賞 |
平成7年(1995)10月 | 『伽羅先代萩』の「御殿」の演奏により松竹会長賞 |
平成8年(1996)3月 | 『女殺油地獄』の「豊島屋」の演奏により国立劇場優秀賞 |
平成13年(2001)7月 | 重要無形文化財保持者(総合認定)に認定される。 |
平成19年(2007)7月 | 『新版歌祭文』の「野崎村」の演奏により国立劇場優秀賞 |
平成26年(2014)12月 | 『伊賀越道中双六』の「岡崎」の演奏により国立劇場特別賞 |
平成29年(2017)10月 | 第37回伝統文化ポーラ賞優秀賞。 |
令和元年(2019)10月 | 重要無形文化財保持者(個人指定)に認定される。 |
職歴
平成27年(2015) | 一般社団法人伝統歌舞伎保存会理事 |
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