10日(日) 歌舞伎の扮装を体験、演技の基礎の実習(2)
10:00~10:40
●歌舞伎の扮装を体験する
衣裳の着付と鬘の結髪を見る

10:45~12:00
●歌舞伎の演技の基礎の実習
「寿曽我対面」第二回
[セリフの稽古]

【講師・協力スタッフ】
市川團蔵
中村歌昇
中村芝雀
中村時蔵

嵐橘三郎
中村吉五郎
中村吉三郎
中村吉之助
中村紫若

市川茂之助
中村竹蝶

光峯床山(岡野昇)
日本演劇衣裳(高池克明)

鬘について説明をする時蔵さん。
床山の岡野さんの鮮やかな手つきを身を乗り出して見学。
「持ってごらん」と、意外な重さを体験します。
衣裳の着付け。一枚一枚を丁寧に説明します。着付けは紫若さんと衣裳係の高池さん。
何枚も重ねる衣裳に、着付の時間がかかります。
先ほどの鬘をつけます。ちょっと重い様子に「本番では少しかんざしを少なくしましょうか・・・」と打合せ。
美しい大磯の虎に、先生たちも思わずニッコリ。
裲襠を羽織る順番待ちの列。一人一人に衣裳の重さを感じてもらいます。
二日目のお稽古。みんな家でおさらいして臨みます。

型を練習する五郎役の三人。目の前には、熱血漢の團蔵先生・・・。演技にも熱が入ります。
小道具をもっての立ち振舞いのお稽古も始まりました。

五郎と十郎、二日目にしてこの美しい形。みんな一生懸命です。