参加児童は総勢160名。終演後、児童の皆さんは舞台に上がり、『新版歌祭文』に出演した中村福助さん、中村松江さんから話を聞きました。そのあと、国立劇場舞台技術部の協力により、照明、効果、セリの上げ下げ、廻り舞台の動きなどを実際に体験しました。
今年も、夏休み中の7日間にわたって行われた歌舞伎体験教室。昨年、一昨年にも体験教室に参加し、ちょっと大きくなって、再挑戦してくる子供たちもちらほら。声の出し方、浴衣の着方などいろいろな場面で初参加の子供たちをリードしてくれました。 子供たちは講師陣とともに稽古を重ねて、舞台に真剣に取り組み、最終日の発表会ではすばらしい『寿曾我対面』の舞台をつとめあげました。各日ごとに写真をたくさん掲載した詳細ページがあります。ぜひそちらもご覧ください。
竹本(義太夫)の語りと太棹(ふとざお)三味線を聴きました。竹本泉太夫さんの紙芝居風の義太夫解説は、大好評。大きな笑い声を出して義太夫を稽古しました。三味線は鶴澤寿治郎さん。俳優講師たちの動きを見ながら、義太夫にあわせた動きも体験。演技の体験では、役ごとにセリフと動きの稽古を行いました。