STEP4 歌舞伎体験教室 8月5日(木)~12日(木) |
昨年よりも一日増え、8日間にわたって行われた歌舞伎体験教室。子供たちはお稽古を重ねて、舞台に真剣に取り組み、最終日の発表会ではすばらしい「寿曾我対面」の舞台をつとめあげました。今年は新しい試みとして、男の子が女方(舞鶴)を演じたり、昨年の体験教室経験者が数名2年続きで参加し、いろいろな場面で初参加の子供たちをリードしてくれたりと、さらに充実した体験教室になりました。各日ごとに写真をたくさん掲載した詳細ページがあります。ぜひそちらもご覧ください。 |
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5日(木) 開講式、衣裳とかつらの体験、歌舞伎の演技の体験 |
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開講式では中村雀右衛門会長と、吉右衛門担当理事から「この歌舞伎教室を楽しんで、歌舞伎に接する良い機会にしてください」と挨拶があり、さっそく、女方のかつらの結髪を見学、衣裳の体験、小道具の説明を受けました。かつらや衣裳の重さや、小道具の美しさにみんな驚いた様子。その後、初めてのお稽古、「本読み(セリフのお稽古)」をそれぞれの配役に分かれて行いました。 |
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6日(金) 歌舞伎音楽を体験する(その1)、歌舞伎の演技の体験 |
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竹本(義太夫)の語りと太棹三味線を聴きました。竹本泉太夫さんの大きな声に負けないようにみんな大きな声を出して義太夫のお稽古をし、その後、義太夫に合わせて男の子は「盛綱陣屋」の注進、女の子は「野崎村」のお染の動きを体験。みんなとても上手に振舞っていました。 |
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7日(土) 立廻りの実演を見て体験してみる、歌舞伎の演技の体験 |
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立廻りの実演を見学しました。市川新七さんを中心とした迫力のある立廻りにみんな釘付け。その後、三人一組になって立廻りの体験。先生が教えてくれる型を真似て、みんなかっこよく決まりました。 |
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8日(日) 歌舞伎の演技の体験、歌舞伎の化粧と扮装を見る |
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『暫』の化粧と扮装の実演を團蔵さんに披露していただきました。隈取の化粧の様子、衣裳を何枚も重ねて着る様子などを間近に見て、迫力にびっくり。立派なかつらや大きな刀などの小道具も見てもらいました。この日は昨年の歌舞伎体験教室に参加したOB・OGが見学に来てくれて、先生たちとの一年ぶりの再会を楽しみました。 |
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9日(月) 歌舞伎音楽を体験する(その2)、歌舞伎の演技の体験 |
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6年生は長唄三味線、5年生は太鼓と小鼓、4年生は楽太鼓と擬音効果を体験しました。太鼓の大きな音にびっくりしたり、擬音効果の道具に触れて雨音や波の音を出して楽しみました。 |
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この日は”総ざらい”。ツケ打ちや下座音楽も入れての通し稽古です。明日が舞台稽古ということもあり、小道具の扱いかた、型の修正など入念に確認しました。 |
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11日(水) 舞台の仕込み(設営)見学、歌舞伎の扮装の実習、舞台稽古 |
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舞台の仕込み(設営)を見学し、大道具・照明について、国立劇場舞台技術部のスタッフにお話をうかがいました。舞台稽古では、初めて化粧をして、衣裳・かつらをつけます。先生たちに手伝ってもらいながら小さな役者さんのできあがり。舞台でしかできない、立位置の確認など明日の本舞台を控えて入念な稽古を行いました。 |
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歌舞伎体験教室の成果を披露する発表会。みなとてもすばらしい役者ぶりで、客席から大きな拍手がおくられました。舞台の合間には、時蔵さん、團蔵さん、歌昇さん、芝雀さんによる発表会の報告があり、スライドを使って教室の様子も紹介されました。終演後は雀右衛門会長、吉右衛門担当理事からお話をいただき、皆に修了証書が授与されました。 |
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