伝統歌舞伎保存会について

役員一覧

杵屋巳太郎 きねや みたろう

代数
八代目
本名
塚村 康和 つかむら やすかず
生年月日
昭和41年(1966)2月10日、東京都台東区に生まれる。

芸歴

昭和58年(1983)9月 七代目杵屋巳太郎に入門。
昭和58年(1983)12月 日刊工業ホール和室での「杵巳納め会」にて『勧進帳』の三味線で初舞台。
昭和59年(1979)9月 二代目杵屋巳吉を名のる。
昭和59年(1979)10月 歌舞伎座『玉藻前雲居晴衣』の出囃子の三味線で歌舞伎の初舞台。菊五郎劇団音楽部に入部。以後、今藤六史(現杵屋長四郎)、五代目松島寿三郎、稀音家義丸らに師事。
昭和60年(1985)7・8月 十二代目市川團十郎襲名披露アメリカ歌舞伎公演に参加。
昭和61年(1986)8・9月 バンクーバー・アメリカ歌舞伎公演に参加。
昭和63年(1988)9月 韓国歌舞伎公演に参加。
平成2年(1990)6・7月 東南アジア歌舞伎公演に参加。
平成3年(1991)6月 国立劇場歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎のみかた」で初めて舞台師を勤める。
平成6年(1994)9月 公文協巡業『廓三番叟』で菊五郎劇団幹部・タテ三味線に昇進。
平成12年(2000)10月 国立劇場『小栗判官譚』で初めて附師を勤める。以後、数々の作品で附師を担当。
平成14年(2002)5月 歌舞伎座團菊祭『京人形』で初めて出囃子のタテ三味線を勤める。
平成16年(2004)10月 十一代目市川海老蔵襲名披露パリ歌舞伎公演に参加。
平成18年(2006)6月 ロンドン・アムステルダム歌舞伎公演に参加。
平成21年(2009)3月 『NINAGAWA十二夜』ロンドン公演に参加。
平成23年(2011)11月 菊五郎劇団音楽部部長代行に就任。
平成24年(2012)12月 新橋演舞場『御摂勧進帳』『奴道成寺』にて八代目杵屋巳太郎を襲名。
平成27年(2015)4月 「日中友好京劇・歌舞伎」北京公演に参加。
平成27年(2015)11月 菊五郎劇団音楽部部長に就任。

受賞歴

平成17年(2005)8月 重要無形文化財保持者(総合認定)に認定される。
平成20年(2008)1月 『小町村芝居正月』の作曲・補曲に対して国立劇場特別賞
平成21年(2009)10月 第29回伝統文化ポーラ賞奨励賞

職歴

令和1年(2019) 一般社団法人伝統歌舞伎保存会理事