伝統歌舞伎保存会

平成17年度 小学生のための歌舞伎体験教室

 

『平成17年度 小学生のための歌舞伎体験教室』の開催決定!
中村吉右衛門、中村梅玉らによる記者発表がありました
◆日時
2005年2月24日(木)
◆会場
銀座東武ホテル
◆出席者
中村吉右衛門担当理事
中村梅玉担当理事
鳥羽屋里長理事
中村時蔵指導主任
中村歌昇指導主任

 

 小学生の皆さんに歌舞伎の楽しさを知っていただくための「小学生のための歌舞伎体験教室」を今年も開催します。
 本年度から、“歌舞伎体験教室”の指導に、中村梅玉担当理事を新たに向かえ、更にパワーアップ。毎年ご好評の“ワークショップ”も2回公演を予定しております。
 ここでは、記者会見の様子と、指導を担当する方々の意気込みをご紹介いたします。

>>プログラムの日程はこちらをご覧下さい。

 

 

(左より)中村歌昇、中村時蔵、中村吉右衛門、中村梅玉、鳥羽屋里長

 


 

中村吉右衛門担当理事
 

 「歌舞伎ワークショップ」をはじめてもう6年目、早いものです。
 「ワークショップ」について、これまでもいろいろ試行錯誤してきました。主眼は“小学校のお子さんたちと一緒に遊ぶこと”。遊んでいるうちに歌舞伎の、あるいは日本の文化に、触れるていただくことです。そういうやり方が一番心に残るのではないでしょうか。
 これは私の夢なのですが、全国の小学校をまわりたい。まわって、お子さんたちに歌舞伎を通じて、日本文化の再発見といいますか、見直してもらいたい。そうして日本文化に誇りを持っていただきたい、という思いがございます。それには内容や構成なども、もっともっと手を入れなくてはいけない。そうすると、もう一つの「体験教室」を考えると、一人ではちょっとむりかな、と・・・。どなたか「体験教室」を担当してくださる理事はいないか・・・と思って、今回、梅玉理事にお願いしましたところ、快くお引き受けをいただきました。で、今回から「体験教室」は梅玉理事が担当し、私は「ワークショップ」担当に専念する、ということになりました。

 

 今回の「ワークショップ」には、大人の方も、ご希望の方には来ていただきたいなあと思っております。一緒にお子さん方と遊んだり、あるいは、女形さんの引き抜きをみたり踊りをみたりして楽しんでいただきたい。
 大変長いスパンの仕事でございまして、10年、20年、30年と・・・お前生きているのか?っていわれちゃうでしょうけれど(笑)、徐々に夢を実現していきたいなあと思っております。

 


 

中村梅玉担当理事

 伝統歌舞伎保存会の大きな事業であるこの「歌舞伎体験教室」は、これまで担当理事である吉右衛門さんの熱意で大きな成果をあげてきました。けれど、彼一人に任せてはご負担が大きすぎるだろうと案じておりましたところ、今回理事会の決議により、私が夏の「体験教室」の方を担当させていただく事になりました
 と申しましても、実際の活動は時蔵さん歌昇さんをはじめ、前回までの方たちがそのまま今回も引き継いで下さるということで、私は邪魔をしないよう、お手助けができればとおもっております。

 

 参加されるお子さんたちにとって、夏休みの良い思い出になるように楽しくやっていきたいと思っております。きっとそれが大人になってからも忘れ得ぬ体験となってくれることを、われわれは一番期待しているところでございます。

 


 

鳥羽屋里長理事

 歌舞伎を構成する長唄・鳴物を担当させていただきます。
 今まで何回か「ワークショップ」「体験教室」をやってきたわれわれの仲間は、「あれはものすごく子どもが喜ぶよね」っていうんです。子どもたちに衣裳を着せたり、馬に乗せたり、さまざまな楽しい遊びをして、「子どもたちが喜んで、歌舞伎になじむんだよね」と言っております。わたくしも本当にそう思います。
 数年前から学校で正式に邦楽の教育が採り入れられました。それいらい、長唄も小学生・中学生の方に親しんでもらおうという機運が高まっております。

 

 「ワークショップ」や「体験教室」にわれわれも参加して、子どもたちに三味線や太鼓に触れさせたり、伝統的な音楽をわかってもらうことは、日本文化を知ってもらうという意味でも大変良いことだと思います。

 


 

中村時蔵指導主任
 「体験教室」も今年で3回目ですので日程やプログラムの組み立て方など慣れてきました。
 活動を拡大していく意味でも新たに梅玉理事に参加していただきます。
 参加している者だけでなく広く一般にも知って頂けるように努力していきたいと思っております。

 


 

中村歌昇指導主任
 最初の代々木中学校での第一回ワークショップから、すべての企画に参加をさせていただいております。子供たちの顔を見ていると、最初は歌舞伎に対して“隔て”みたいなものが感じられるのですが、進めているうちにそれがなくなって、ほんとに楽しい顔をして毎日毎日過ごしてくれます。
  「体験教室」では毎日毎日いろいろなことがあります。目を輝かせながらそれに参加している顔を見てますと、「ああ子供たちはこんなにも輝いているなぁ」と、やりがいも感じます。
 より多くの子供たちに体験をしてもらいたいというのが、私たちの願いです。楽しく過せるような時間をつくっていきたいとおもっておりますので、たくさんの子供たちが参加してくれることが願いです。

 

 

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