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(2020年11月15日)
坂田藤十郎さんご逝去(11月17日追記)

上方歌舞伎の第一人者として歌舞伎界を牽引してきた、伝統歌舞伎保存会名誉会長・日本俳優協会会長の歌舞伎俳優・坂田藤十郎(さかた・とうじゅうろう、本名:林宏太郎=はやし・こうたろう)さんが、令和2年11月12日(木)午前10時42分、老衰のため東京都内の病院にてご逝去されました。享年88歳。11月14日(土)に親族にて密葬が執り行われました。

【略歴】
昭和6年12月31日生まれ。二代目中村鴈治郎の長男。昭和16年10月大阪・角座『山姥』の金時で二代目中村扇雀を襲名し初舞台。28年8月新橋演舞場において『曽根崎心中』のお初を初演し、空前のヒットとなり、「扇雀ブーム」を巻き起こし、生涯において1400回を超える当り役となった。平成2年11月歌舞伎座『吉田屋』の伊左衛門、『河床』の治兵衛で三代目中村鴈治郎を襲名。13年には近松座二十周年記念公演で『心中天網島』を、また英国で『曽根崎心中』を上演。17年12月南座『夕霧名残の正月』の藤屋伊左衛門などで231年ぶりに四代目坂田藤十郎を襲名。最後の舞台は令和元年12月南座『祇園祭礼信仰記 金閣寺』の慶寿院尼。
昭和55年度芸術選奨文部大臣賞、60年度日本藝術院賞、平成2年紫綬褒章、6年重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)、日本藝術院会員、15年文化功労者、20年高松宮記念世界文化賞、21年文化勲章。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

※松竹株式会社より
このたび、ご家族の皆さまと相談させていただきましたが、今の時期、新型感染症の予防を第一に、とのお気持ちを伺いましたので、来年の適切な時期に改めて偲ぶ会を執り行いたく存じます。追ってご案内させていただきますので、今後の予定が決まるまではご弔問、ご供花はご遠慮くださいますよう、お願いします。