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(2020年07月19日)
川口清次氏が選定保存技術「歌舞伎鬘製作」に認定されました

東京演劇かつら(株)社長の川口清次氏が、選定保存技術「歌舞伎鬘製作」に認定されました。
選定保存技術の選定及び保持者等の認定制度は、文化財保存のために欠くことのできない伝統的な技術又は技能で保存の措置を講ずる必要があるものを選定保存技術として選定し、その技を保持している個人又は技の保存事業を行う団体を保持者又は保存団体として認定するもので、文化庁文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て文部科学大臣に答申され認定されます。

歌舞伎鬘製作は、歌舞伎の舞台で用いる鬘の地金(土台)を作り、それに植毛等を行う技術で、鬘製作者(鬘師)は髪の毛を結い上げる歌舞伎床山とともに鬘を完成する上で不可欠な工程を担っています。
川口氏は40年以上にわたり鬘製作者(鬘師)として歌舞伎の舞台を支え続けてきました。鬘合わせも含めすべての製作工程に精通し、豊富な経験を有するため、俳優や床山など関係者から厚い信頼が寄せられています。現在は歌舞伎鬘製作の最大企業である東京演劇かつら(株)の代表取締役社長を務める一方、鬘師としても引き続き高度な技術を保持して製作に従事し、重要無形文化財「歌舞伎」の保持者を中心に毎月30人から40人ほどの鬘合わせを担当していることなどから、歌舞伎鬘製作の技法を正しく体得し、かつ、これに精通していると認められました。

選定保存技術についての詳細は文化庁のページをご覧ください。