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(2014年11月04日)
奈河彰輔さんご逝去

松竹株式会社常務などを歴任した演劇プロデューサーで、歌舞伎作者・演出家の奈河彰輔(なかわ・しょうすけ、本名:中川芳三=なかがわ・よしぞう)さんが、10月13日(月)午後10時20分、肺炎のため大阪市西区の病院でご逝去されました。享年83歳。ご葬儀は近親者のみで執り行われました。喪主は長男の泰さん。

【略歴】
昭和6(1931)年大阪に生まれる。大阪大学卒業。昭和32年松竹株式会社に入社。関西松竹で永年演劇製作に携わりつつ、上方歌舞伎の埋もれた作品の復演や、三代目市川猿之助(現・猿翁)等の復活・創作の脚本・演出、スーパー歌舞伎の監修などを多数手がける。上方歌舞伎の生き字引でもあった。歌舞伎以外の作品では中川彰のペンネームで活動。
松竹で常務、演劇本部顧問などを歴任。日本演劇協会会員。平成12年より日本俳優協会が主催する日本俳優協会賞の選考委員をつとめる(平成24年まで)。平成20年伝統歌舞伎保存会刊行『戦後歌舞伎の俳優たち』の編集・執筆に携わる。「歌舞伎on the web」「歌舞伎俳優名鑑(想い出の名優篇)」で、主に関西歌舞伎で活躍した俳優のプロフィールを執筆。
『伊達の十役』『小笠原騒動』『獨道中五十三驛』ほか脚本多数。著書に『幕外ばなし』(私家版)など。大谷竹次郎賞、松尾芸能賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪芸術賞。

謹んでご冥福をお祈りいたします。